世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【自称フリーランス】の予定変更

6月のフリーランス収入目標を10万円に設定しました。何を今さら、しかも低い目標…。

 

これには理由があるのです。

 

 

サラリーマンを辞めると決めた後、溜まりに溜まった有休約1ヶ月間を消化することになりました。色々と計画を立て、有休消化期間中にフリーランスでの収入をある程度見込めるように準備するはずでした。映像部門は技術的、業界的にもすぐに大きな収入になるとは考えていなかったので種まきをすることに力を入れることにしました。

どちらかというとライティング部門の方が収入につながりやすいと考えていたのでまずはランサーズやザグーワークスに登録をして、少しずつ使い方に慣れていくと共に、WEBライティング技能士という資格も取っておきました。

 

やっぱりライティングの方が収入を得る手段としては早かったです。大手キュレーションサイトへ応募してすぐに採用されました。(今思えば実力うんぬんではなく、マニュアルどおりに記事が書ける人なら誰でも良かったのです。)記事を手早く書けるようになるまで多少時間はかかりましたが、一日で1000円くらいはすぐに稼げるようになりました。(単価としては1500文字書いて1000円とかそんな感じだったかな?他に画像とか探したりする時間も入れると時給では恐ろしく低かったですが。)

 

サラリーマン時代の収入には程遠いものがありましたが、あの重たくて嫌な気持ちになる仕事に比べれば自分で考え、自分で工夫していくこの仕事に楽しさを感じていたので日々向上させていこうと気持ちも前向きにスタートすることができたのです。

 

そんな矢先にあの「WELQ問題」が起きました。

 

私を含め、雇われライターの中にもまじめに情報を集め・分析し・何度も読み返してから納品する人がいれば、逆にコピペしまくりの、怪しい情報も平気で納品してしまう人もいたわけです。数をこなすためにはコピペして文字数や決まったキーワードを稼いだものを作って納品すれば簡単なのです。納品先のチェック体制も甘かったのでしょう。まじめに記事を書いても、コピペしても「キーワードが入っている」「文字数が足りている」なら合格なのです。

少なくとも私はできる限りたくさんの情報を集め、分析して怪しい情報は除外した上で自分なりに構成を考えて自分の言葉で一字一句書くようにしていました。だから3日で1記事を書くのが精一杯。1日目に情報を集め、2日目に選んだ情報で構成を組み立て、3日目に書き上げて納品というスタイルです。

 

「正直者がバカを見る」を自ら実践していたようです。

 

一生懸命書いたライターさんでもコピペで書いたライターさんでも「WELQ問題」のおかげで「雇われライターはダメだ」みたいな風潮になりました。当然ながらライティングの仕事は激減。たまに仕事があっても詐欺まがいの依頼もありました。(2つも記事を書いて納品したのに音信普通になり、当然お金も入ってこなかったのです。)

 

と、順調にいけそうに見えたライティングの仕事が突然激減してしまったので収入がほとんどゼロになってしまったのです。そこで「フリーランスの雇われ」という部門を立ち上げることにしました(つまりバイトです。)

安定したサラリーマンを辞めてバイトじゃ意味ないよ・・・と言われそうですが、私にとって安定したサラリーマンに対する責任が重過ぎて、自分の時間を作ることができなかったのです。言い方は悪いですがバイトならそこまで重大な責任を負うリスクは低いのでバイトという立ち位置が欲しかったという理由です。

もちろん何でも良いわけではなく、午後からフリーランスの時間を取りたかったので早朝から昼で終わる仕事、かつ仕事の間に自分の身になる何かが得られるバイトを探しました。それが現在のバイトその1です。家からは少し遠いですが、早朝から昼までの仕事なことと時々ですが英語を話す必要があるので英語力を高めたいと思っている私には最適な職場を見つけました。朝3時起きですが・・・それも早朝から活動する生活のためにちょうど良いと前向きに考えています。

 

ちなみにもう一つのバイトその2はサラリーマン時代の取引先の人の知り合いのお店がちょうど人手が足りなかったので遊び半分でお手伝いしています。そっちは週3回だけ昼から夕方に仕事をしにいきます。デザイン関係のお仕事なのでイラストレーターのお勉強をしにいく感覚ですね。

 

そんなこんなで2つのバイトを掛け持ちしつつフリーランス仕事をしていくつもりでしたが、バイトに慣れるのに必死でなかなかフリーランス仕事に手をつけられなかったのが現状です。バイトはとりあえず仕事すればお金がもらえるのでそれに甘えていたところもあります。早朝に起きなくてはならないので、帰ってきてからすぐ家事をこなし、すぐに寝る時間になってしまう日々。自分の中で「しょうがない」と割り切ってしまっていました。

 

でも、フリーランスになってすでに半年が過ぎているのにこのままじゃぜんぜんフリーランスなんていえない!ということで6月から自分を追い込むことにしました。ちょうどバイトその2が週3回から週2回になることになり、こちらから月曜日の仕事を減らしてもらうことにしたのです。月曜日はバイトその1も無いので丸一日自称フリーランスデーにすることができました。

 

6月からは毎週月曜日を自称フリーランスデーとして、映像部門を中心にライティング部門と合わせて月収10万円からスタートすることにします。

ありがたいことに映像部門は来月から少しずつ新しいお仕事がもらえそうなのでそれを大事に育てていきたいと思います。ライティング部門は「ちりつも」でもいいので徐々に単価を上げつつ、文章力を向上させていきブログの精度をアップさせたいと思います。

 

もちろん月収10万円では全くもって暮らしていけないので最終目標は月収50万円くらいにしたいですね。(ちょっと欲張りすぎかな?)

 

自称フリーランスはこうやって予定変更をたくさんしていく必要がありそうですが、サラリーマンとは違い、自分で自分の生き方を決められるので本当に毎日サバイバルですが「生きている実感」があるのが私にとってはとても楽しいです。

 

さあ6月に向けてまた準備とテストと修正をしていこう!!

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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