世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【フリーランス生活】やる気がないときは「休み」にしてしまえばいい。

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サービスエリアから見えた富士山

富士山には今日行ってきた訳ではありませんが、なんとなく「休み」っぽさを出したかったのでこのお写真です。

 

やる気が起きないときは「今日は休み!」という魔法の言葉を使おう。

今日は木曜日で平日。もちろんお仕事をする日。

 

でも…

朝から全然仕事する気が起きない(汗)

 

どうやら天気が悪いとやる気が起きないみたいです(笑)

昨日もお仕事を前倒しすべく夜中まで頑張ってしまったので今日は朝10時くらいに起きたのですが、相方も帰ってくる時間だったので起きてすぐご飯の用意をしたり、洗濯をしたり。そのことでさらに仕事したくなくなってしまったのかもしれません。

 

ということで、今日は急遽「休み」にすることにしました。

仕事のパソコンを全く開くことなく、スマホでチャットワークを気にしながら、Huluで海外ドラマや映画をみたり、本を読んだり、ネットサーフィンで情報収拾したりしています。テレ朝で昼過ぎからずーっと刑事物系のドラマ見たりして過ごします(笑)

 

会社員時代とフリーランス(半分雇われ)のお休み事情

会社員時代は仕事する気があろうとなかろうと会社にはいかなくてはなりませんでしたが、今はフルリモートの雇われ&フリーランスなのでやる気がなければ「休み」にすることができるようになりました。

 

もちろん、フリーランスは休みにした分収入にも影響が出てしまいます。だから簡単に休むわけにはいかないのが現実です。でもフルリモートの雇われというもう一つの仕事がそこをサポートしてくれるので「休み」にしても大丈夫という安心感があります。(もちろん雇われなので、勝手に休むことはできませんけど。今日は内緒です 笑)

 

会社員時代の「休めない」というストレスからは解放されました。体調が悪くても休めない。やる気が起きなくてもとりあえず会社に行ってなんとなく仕事するふりして、さっさと外回りに出て(営業職でした)、適当に仕事して、拘束時間まで乗り切って家に帰るなんてこともしてました。

有休もあるし、休めない雰囲気ではないのですが、取引先がある仕事だし誰も私の代わりができないので、結局休んだ分の仕事が溜まっていく。休みから戻ってきたらいつもの倍以上仕事しないと終わらない。営業アシスタントがつくほど大きな取引先を持っているワケでもなかったのでそりゃしょうがないですけどね(笑)

 

もう「この人しかできない仕事」っていうやり方は古い。

会社員から離れて思うのは、「この人じゃないとできない」とか「誰も代わりがいない」っていう仕事の仕方はもうやめたほうがいいんじゃないかってこと。

「誰でもできる仕事」って言うと「誰でもできる(簡単な)仕事」っていうイメージをしがちですが、そうじゃない「誰でもできる仕事」を作っていく必要があります。

言い換えると「誰もができる仕事」かな?

職人さんなどの特殊な技術を持っている人たちは「この人じゃないとできない作品」があるからこそ、その価値がある。

でも一般的な会社でやっている「仕事」はそうじゃない。

 

営業職はそれぞれが担当の取引先を持っていますが、その人が急に休んでしまったり、仕事ができない状態になったとき、誰も代わりに動くことができないのが現状です。物理的に誰かが代わりに営業先へいくことができても、その取引先との商談がどこまで進んでいるか、どんな問題を抱えているのかなどはほとんど共有されていないので担当者にしか商談をすることができない。担当者すら分からないということもざらにあります。(私のいた会社だけかもしれませんが。)

基本的には上長が把握してはいますが、直近の上長だって自分の取引先があるのでそこまで細かく対応はできません。代わりに誰かが動くにしても情報の共有がなければ、休んでいる本人に電話やメールで状況を聞いて動くしかないので、結局ゆっくり休めない。休んでいる方は「申し訳ない」という気持ちになり、早めに復帰してしまい、また体調を崩す。という悪循環が始まります。

取引先からすれば、担当者が休んでしまうことでそこまで進んでいた商談が止まってしまったり、代わりの担当者もあくまで仮の担当者なのでどうも深く商談に入れないという状況になる。結局迷惑をかけてしまう。

 

もちろん、営業職なんかは取引先との信頼感が一番大事なので「この人としか商談したくない!」という方もいるとは思いますが。

 

取引先の情報を上長・営業みんなで共有しておけば、いざ担当替えだったり、休んだときの代理とか、急な異動とかの時にスムーズに仕事を続けていけるのではないかと。

 

解決策は「情報の共有」と「仕事のフローを共有」

「味気ない」とか「そんなのうまくいかない」と言われるかもしれないけど(笑)

(書いていて思いましたが、私のいた職場の解決策であって、もうやってる企業さんも多いと思います。)

 

取引先1つに対して1人で仕事をするのではなく、チームみんなで仕事をしていくようにできないだろうか?全員で取引先にいくわけにはいかないので、一応メイン担当者とサブ担当者を作って、サブのサブは上長が担当します。情報はチーム全員(担当以外も)で共有。どこまで商談が進んでいるとか、数字的にはどうなっているとか常に共有していきます。

基本的にはメイン担当者&サブ担当者が商談等を行いますが、メイン担当者もサブ担当者も何かの事情で仕事ができなくなった場合はサブのサブである上長がメイン担当となって、残りのチームメンバーがすぐにサポートに回ります。

情報の共有ができているので、誰でもスムーズに仕事に入れます。取引先にも極力迷惑をかけずに済みます。

前提として、担当する取引先にはメンバー全員で定期的にご挨拶にいく必要がありますが。もっともっと物理的(人数的)余裕を持つ必要もあります。一つの取引先に3人くらいの担当者がつくわけですから。もちろんみんな兼任ですけど。

メンバーは全員が色々な取引先との商談や仕事ができるので業態や仕事の勉強をすることができます。経験をシェアしあうことも可能です。ジョブローテーションをしていくことで偏ったスキルを伸ばしていくこともありません。

 

仕事のフローも細かく共有することで、自分の仕事の見直しにもなりますし、「先輩の仕事を見て覚えろ」みたいな状況も無くなります。フローを見て、その通りに仕事をすれば基本は問題ない。フローを作っていくことで仕事の問題点も洗い出すことができます。

そんな「ロボットみたいな仕事の仕方はつまらん」というご意見もありそうですが、基本的な仕事のフローは守るべきですよね。それを守った上で独自のアイデアで仕事をしていけばいいのです。まあ、そうすると取引先からは「この人じゃないと困る」って言われちゃう原因になるんですけどね(笑)

 

ここまで書き出して思ったことは「そんなのもうやってるよ!」と言われそうですね。

でも実際に「稼働」している会社はどのくらいあるんでしょうか?もしこの仕組みが稼働しているのならもっと日本人は有休を取っているだろうし、もっともっとストレスなく働いているはずです。

仕組みはあっても、結局動いていないのが現状です。

だから「休めない」んです。有休消化率も低い。

「誰も代わりがいない」「誰も代わってくれない」「誰も代われない」

もうこの働き方は古いなって思います。

「AIで代わりがきかないから残る仕事」なんて言われる仕事もありますが、そうじゃなくて「AIに代わってもらえる仕組み作りをすれば、もっと人間は創造的な仕事をする時間が増える」という考え方にしていかないとですね。

 

自分の意思で「今日」を決める

「今日は仕事行きたくないな…」って思う日は仕事をしなくていい。っていう世界になってほしいと思っています。というより、人間は本来そういう生き物だと思います。

行きたくない、やる気が起きないって時に仕事してもほとんどの場合「いい仕事」はできません。ペースは落ちるし、精度も落ちる。だってやる気がないんだもん(笑)

でも、毎日「今日は仕事したくない」って思うことはなくて「今日はなんか頑張れそう」って思える日もたくさんあるわけです。(そうじゃなかったらちょっと休んだほうがいい 笑)

「仕事がんばる日」のエネルギーってすごい。スムーズに進むし、いい発想も生まれてくる。「仕事がんばる日」の生産性はきっと「仕事したくない日」の何倍にもなる。

みんなが「仕事がんばる日」に仕事していけば日本のGDPも上がるんじゃないかな?辛い日はお休みして「がんばる日」の人にお任せすればいい。(「仕事したくない日」が多すぎる人はその仕事辞めたほうがいいかもですけどね)

 

まとめ:「休める」仕組みづくりがあれば会社員でも快適に生きられる。

そんな日がくるのはいつかわかりませんが、仕事したくない日はきっぱりとお休みにするのもいいんじゃないかなと思います。自分の意思で今日を決める!

 

「もちろん、会社や同僚、取引先に迷惑のかからない範囲で」と書きかけてやめました。未だに「会社員の暗黙のルール」に縛られているような気がしたので。従業員が休みたくなってしまうのは本人の問題ではなく、仕事を頑張れる環境や仕組みづくりをしていない会社の問題だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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