世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【自称フリーランス生活】フリーランス=好きなことやって自由に生きる! っていうのは幻想なのかな?

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フリーランス=自由」のイメージ写真(笑)ヨットの帆と太陽と大きな青い空。

 

自称フリーランスになってもう半年以上が過ぎました。まだまだフリーランスとしては生活していけるレベルではありません。生活のための収入は「雇われ部門(バイト)」に頼っているという現状です。

もちろん、サラリーマン時代から「フリーランスで食っていける」とは思っていませんでしたので、こうなることは予想していました。

 

 

でもね。きっと以前の私のように社畜として毎日命を削っている皆さんは「フリーランス=好きなことをやって自由に生きる」みたいな方程式があると思ってると思います。ええ、私も思ってましたから。社畜から逃げたい一心で。

間違いじゃありません。好きなことをやってお金をもらって生きていくことはとても良いことだし、これからの時代は雇われっていうスタイル以外の働き方・生き方が増えてくると思います。私も実際の話、「雇われ部門(バイト)」をしていますが仕事内容が好きなので2つとも楽しく働いています。サラリーマン時代のような営業職ではなくて黙々と作業する仕事とモノ作りする仕事だからかもしれません。辛いのは早起きくらいでしょうか(笑)

「雇われ部門(バイト)」の合間にはメイン部門である「映像製作部門」とサブ部門の「ライター部門」をこなすようにしています。「雇われ部門」の占める部分を減らしていけるように地道に種まきしている感じですね。

 

フリーランス=好きなことやって自由に生きる」の「自由に」のとらえ方は人それぞれですよね。

「誰にも雇われず自分で働いて生きていく 自由」

「好きな時間に好きなことをやって生きる 自由」

「自分の好きなように生きていく 自由」

など。

 

私はもともとこの「自由」を「自分の好きな日や時間に好きな仕事をしてお金をもらって生きていく自由」と思ってフリーランスになることに憧れていました。今もそうなれるように挑戦しているところではありますが、前職がもう限界で勢いで辞めてしまった関係もあり自分のスキルが一定のレベルになる前にフリーランスの世界に飛び込んでしまったので、十分なお金をいただけるほどのお仕事を提供できていない状況です。そうなると「フリーランスの理想像」が自分に重なることはありません。

 

スキルを高めつつお仕事をさせていただく状態というのは学校に行きながら働かせてもらっていることと同じなので、当然お給料から学費を払う感じになるので単価が下がってしまいます。一人前になって初めて単価の良いお仕事ができるのですね。

 

これからフリーランスを目指す皆さんにはちょっとマイナスイメージなことを言っていますが、フリーランス生活は本当に楽しいです。毎日が挑戦で、毎日が勉強。お金はあんまり無いですけど(笑)「好きなことやって自由に生きる」のほんの入り口でしかないかもしれませんが、雇われ部門(バイト)もやりたい仕事を選んでやっているしメイン部門の映像部門に関しては勉強しながらお仕事をいただけるクライアントさんに出会うことができており、大変ながらも楽しくやっています。サラリーマン時代のように「拘束時間=そんなものごまかしておいてよ」みたいなことも無いので、時間通りに仕事を終えてフリーランス部門に移行することができます。

サラリーマン時代の「命が削られている」ような感覚からは開放されました。フリーランスはいわば「命がけで戦う兵隊」みたいな感覚です(個人的感想です 笑)。他人から命を削られるのではなく、自分で自分の命をかけて突き進んでいくイメージですかね。自分で自分の命をコントロールできることがなんかいい。でも命がけですけどね。がんばって働かないとごはん食べられないですから(笑)

 

なんでこの記事を書こうと思ったかって言うと、メインの「映像製作部門」がちょっと忙しくなってきてビックリ&不安と緊張しているからです。

今週末は休みなしで映像関係の打ち合わせと撮影企画が入っています。とても充実しているように見えますが、二つの内一つの案件は日程に関しての打診があってそれにすぐ返信したのにも関わらず先方から返事が一向に来ず、確認の意味もこめて別件の予定が入るかもしれない旨をメールしたら急に「その日で」みたいな返事が来たのです…せめて最初に返信した時になにか返事してほしかったですね。自分自身は相手が不安にならないようにマメに返事や進捗をお伝えするようにしているので、こういうクライアントさんに慣れてないってのもありますが。

もちろんお仕事をいただけるだけでありがたいので、休み返上で出動しますがクライアントさんによっては直前に日程を連絡してきたりする場合もあり、「好きな時に好きに仕事をする」っていうスタイルは実現できないことも多いです。もっとスキルを上げて自分で仕事が選べるようになるまでは我慢して修行するしかありません。だからいわゆる社会常識が通じなくても、休みがなくなっちゃってもがんばろうと思います。

 

フリーランス生活はとても楽しいですよ。でも本当に自由になるまではたくさんお仕事をして、たくさん経験を積む必要があります。それでも社畜で「命を削られる」生活を送るよりもフリーランスとして日々「命をかけて」挑戦していく生活の方が生きている実感がある気がします。

もちろんお金や暮らしの心配もありますが、「何とかしよう」という自主性で自分の人生をコントロールしていくことってすごく大事だと実感しています。向き・不向きはあると思いますが、社畜が辛くなったときは思い出してみてください。

(えらそうにすみませんでした…。でも、社畜から脱出したい人をちょっとでも後押しできたらと思って書いています。)

 

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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