世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

家と会社の往復だけの人生でいいの?(寄り道にこそきっかけがあるのかもよ)

f:id:kuronekofilm:20180223054851j:image

阿佐ヶ谷にあるcafe & bar ぺーたーずさんのガパオライス。おしゃれなのにウマイ。おかわりしたかったけど「女子」出しちゃいました(37歳おばちゃん 笑)

ひみつきち & Bar - PATERS | 人が好き。ワクワクすることが好き。

 

 

家と会社の往復だけの人生でいいの?(寄り道にこそきっかけがあるのかもよ)

寄り道したらものすごいことが起きたんです!

ちょっと怪しい情報商材みたいなタイトルですが(笑)寄り道したらオモシロいことが起こったっていう話。

フリーランス仲間と一緒にさっきも紹介した阿佐ヶ谷のCafe & Bar ぺーたーず ひみつきち & Bar - PATERS | 人が好き。ワクワクすることが好き。

に行ったのです。打ち合わせを兼ねて、1人で初めての場所に行けない私(37歳おばちゃん 笑)を連れていって欲しいとお願いしたのです。

 

ぺーたーずさんは1日500円で11:00〜18:00までコワーキングスペースとしてオープンしています。18:00以降はBar 営業。いろんなイベントやってて、私がおじゃました日は「スマブラ」大会やってました(笑)

 

そんなぺーたーずさんに着いてすぐ、スタッフのみなさん(たにさん&ジロさん&しみさん)にご挨拶で名刺を渡しつつ、いつものように「映像やってまーす」って言ったところ

 

「映像やってるんですか?編集とかできますか?」

 

とアグレッシブなリアクションいただきまして(普段の挨拶の時は「へー」ぐらいのリアクションなので 笑)

 

「僕たち今からYoutube チャンネル始めるんで編集お願いしてもいいですか?」

 

と。

 

ここまで、お店に入って約5分(笑)

 

Youtube 動画の編集仕事をもらうことができました。

 

ぺーたーずに来ると仕事がもらえる(笑)

という奇跡を実際に体験しました。

 

そこから約5時間。ノンストップのクリエイティブタイム。いくつものミラクルが!

ミラクルその1:お店に入ってすぐYouTubeチャンネル立ち上げの話を聞く&撮影が始まる

もう一回最初からお話すると、さっきのようにお店に入ってすぐYouTubeチャンネルの立ち上げのお話を聞くというミラクル。「今から撮影します」ってことでいくつかアドバイスもさせてもらいました。

ぺーたーずはすごくおシャレなスペースなので、おシャレスポットですぐに撮影開始しました。スタッフさんはみなさん若いしすごくアグレッシブなので和気藹々と撮影が進みます。

ミラクルその2:ふらっと立ち寄っただけの「映像クリエイター(私)」がいた

何を隠そう(隠してない)、映像クリエイターな私がその場にいたのです(笑)

しかもテロップ入れについては案件として半年くらい継続している作業。

Adobe Premiere Proにもだいぶ慣れてきました(まだまだアナログ的使い方だけど)

そして昨年10月に無理して買ったMacBookProちゃんがいい仕事してくれました。

動画データをAirDropで送ってもらい(劣化しにくい)、そこから編集スタート!カット編集とテロップを入れていきます。

 

うーん。何か足りない。

 

そうだ!ロゴほしい!

 

 ミラクルその3:デザイナーさんもそこにいた!!

私のセンスではロゴのアイデアも出て来なければ、ロゴを作る時間もない。

でもロゴがあったほうが動画としてのクオリティが上がると思ったので、ロゴが欲しくなったのです。

そこになんと!動画編集に興味を持ってくれたステキ女子がいて、その方がなんと!デザイナーさんでした!!!なんという奇跡。

もう勢いで「ロゴ作って〜!!」とお願いしてしまいました。

でもね。

 

短時間でものすごいクオリティーのロゴを作ってくれました!!!

 

デザイナーすげー!!

 

しかもこっちからの無理難題もさらっとこなしてくれたのです。

 

・動画の右上に表示しておくためのロゴ→メインロゴを見やすくしたもの。しかも半透明にしてくれてる!!

 

・テロップとかで使いたいから、ロゴの枠だけのデータが欲しい→仕事早い!

 

・ロゴのカラーをピックアップしたいからデータ送って→ものすごい速さでデータくれた!

 

映像クリエイターとデザイナーが同じ空間にいるっていうミラクル。

 

しかもさらに近くに色彩のプロもいて、ロゴを作りながらデザイナーさんと一緒に色のバランスも考えてもらいました。

 

ミラクルその4:ぺーたーずのお客さん、ノリがいい!!

動画編集しながら、また欲しいものが出てきました…

 

オープニングのタイトルコールが欲しい!!

 

オープニングは動画の一部を背景に、デザイナーさんに作ってもらったロゴを表示したのですが、音声を入れると締まりがなかったので音声を思い切って消したんです。

でもそれはそれでなんか変な感じ…。でもフリー音源を探している余裕はない。

 

そこで、お客さんとかスタッフさん全員で「ぺーたーずTV!!!」ってタイトルコールしてもらうことにしました。

 

スタッフさんが声をかけるとすぐにお客さんが大集合!

iphoneの録音機能を使ってすぐに録音。

私が編集している後ろで、あーでもない、こーでもないと納得いくまで取り直ししてるのがすごく一体感があって思わずニヤニヤしちゃいました(笑)

 

その音声も送ってもらってオープニングに入れたら、もうバッチリ!!

お客さんのお店への愛が詰まったオープニングになりました。

これはずっと使っていくオープニングなので、すごくいいと思います。

 

ミラクルその5:ガパオライスがウマイ!!

編集の神が降臨しているときは寝食を忘れてしまうのですが、もう少しで完成!という時にものすごい腹ペコなことに気がつきました。

連れてきてくれたフリーランス仲間にお店1番のおすすめを聞いたところ、冒頭の写真のガパオライスが一番ウマイってことだったので早速注文してもらいました。

 

おシャレな見かけによらず、ものすごいウマイ!!

 

編集の神のおかげで5時間くらいノンストップで飲まず食わずだったので、このガパオライスが胃にしみる…(笑)ウマイ!!ウマイ!!の連呼でした(おっさんくさい)

 

 

今日はなんとなく雰囲気だけ見に行こうと、ふらっと立ち寄ったぺーたーずで、

映像仕事をご依頼いただき、

横にデザイナーさんと色彩のプロがいて、

お客さんが一丸となって音声を作ってくれる…

そして速攻で編集したものをYouTubeにアップ!!

スタッフさんも言っていましたが「このスピード感、すごい!」

 

なんだこの空間は!?(笑)

すげーな「ぺーたーず」!!!

 

これも、ここに連れてきてくれたフリーランス仲間とぺーたーずのスタッフさん、クリエイターのみなさま、お客さんという奇跡が起きたからです。

 

【余談】私の社会人時代の暮らし方

社会人時代は家と会社の往復で毎日が終わっていました。朝6時に家を出て帰ってくるのが遅い時で20時、21時。そりゃどこにも行けないわ。お酒もそれほど飲める方じゃないから飲みにもいかないし。そもそも疲れてるから早く家に帰りたい!って必死でした。

ライブ撮影の依頼があるときは仕事を早めに切り上げて(といっても定時までは仕事してましたよ。営業職だったので時間は調整できるし直帰OKな会社だったので)、駅のロッカーに預けておいたカメラを持って撮影に行ってましたね。

 

でも家と会社の往復以外で行けたのはそのくらい。(時間管理の優秀な人は仕事を定時に切り上げて習い事したり、お洒落なレストランで食事したりできるんでしょうけど)

 

社会人時代は「会社と仕事」しか頭にないくらい真面目だったのですね。

 

フリーランスになって寄り道ができるようになった

フリーランスになって、多くの時間を自由に使えるようになりました。

もちろん「自由だ!」といって仕事もしないでフラフラしているとお金がなくなるので、まだ好き勝手できる状況ではありませんが、社会人時代のように仕事で疲れちゃって家に帰るだけでも必死ということはほとんどなくなりました。

 

だって思いついたら何でもできるしどこへでも行ける。

帰りの電車でもっと遠くまでいくこともできる。上野や六本木の美術館に行ったっていい。

ちょっとした温泉に入りにいくこともできる。雇われ部門(バイト)がなければさらに自由に時間を使うことができます。

 

フリーランスになって、思いついたら思いついた場所にいく「寄り道」ができるようになりました。今回のぺーたーずでのミラクルは寄り道したことで起きたと思っています。まだ会社勤めだったら、この場所に連れてきてもらうこともなかったし、ここでたくさんの人々・クリエイターさんに会うこともなかった。

いろんなジャンルのクリエイターさんが集まる場所に自分がいたということに奇跡と、会社を辞めてよかったんだという自信が湧きました。

 

まとめ:会社を辞めたって色々な場所で自分を求めている人はいる

30代半ばで会社を辞めてフリーランスになると決めた時、不安がなかったといえば嘘になります。お金もなければ映像関係のコネもない。大したスキルもないのに、こんな私を必要とする場所があるんだろうか?と。

でも会社を辞めてから、海外移住を目指す映像クリエイターとしての私にとってとても大切な出会いがたくさんありました。

会社と家の往復だけの人生だったらおそらく出会っていない人たちです。

 

もちろん会社勤めをしながらこういう活動をすることもできると思うけど、私には無理でした。会社での仕事で精一杯なので寄り道する余裕なんてなかったのです。

 

でも今はたくさん寄り道をしようと思っています(笑)

すごくこの生活が(悩みつつも)楽しいので、余裕を持った時間を持っていきたいと思います。

 

ぺーたーずのみなさんから「編集のクオリティが高い」とか「編集スピードが早い」とご好評いただいたことで自信がなかった自分の映像クリエイターとしての評価や需要に気づけたいい機会になりました。

 

もし会社勤めをしていて、家と会社の往復に疑問を抱いているのなら「寄り道」をしてみるのも一つの手かもしれませんよ。会社を辞めて抜け出しちゃうのが一番ですが、まだまだカツカツの生活を続けている私が強くおすすめするわけにもいかないので(笑)

ちょっとだけ、つま先だけでも一歩踏み込んでみるの大事です。

 

動画のリンク貼っちゃいます(笑)


【初回】ぺーたーずTV スタート!!!

 

 

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

【スポンサードリンク】