世界を旅する くろねこフィルム【おばちゃんカメラマンYükaのブログ】

ビデオカメラ一つで世界中を旅しながら生きる。そんな新しい生き方を目指して2016年35歳で会社を辞めました。映像のお仕事でどうやって世界を旅して生きていくのか?その過程を書き残します。雇われ仕事にちょっと疲れちゃった人にも読んで欲しいな。立ち上がれ!30代フリーランス!が合言葉。

【自称フリーランス生活】フリーランス女性カメラマンの需要について考える。

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本日のequipmentたち。こんなのをリュックに入れて三脚抱えてたら、やっぱりヲタクっぽいっすよね(笑)まあ気にしてないですけど。Japanese OTAKU videographer girl (おばちゃんだけど 笑)として世界にうって出ようと思います。

 

本日はミュージックビデオ撮影の予行演習ということでイベントの撮影に向かっています。

 

免許を持っていないので、行ける範囲は全てバスや電車で向かいます。人生36年間ほとんどを電車やバスで過ごしているのであまり苦になりません。むしろ車の保管場所(駐車場)を探すのに手間取ったりするタイプなので、電車やバスを降りてすぐ移動できる方がいいのです。

でも車があったら機材を極限まで絞って移動する必要はなくなるし、重い機材を運ぶ手間もなくなる。待ち時間が長くなりそうな時は車で休むこともできる。

うーん。車良いなぁ。ま、(免許取りに行くお金もないし)いっか。

 

今回ご依頼頂いたクライアントさんもそうなのですが、私が(一応)女性カメラマンということでご依頼をいただくことが増えてきたように思います。

お写真のカメラマンさんの世界では女性も増えてきましたが、なかなかビデオカメラマンは女性が少ないそうです。

そりゃお写真のカメラマンの方が見た目がオシャレだもんね。響きもさ「女性写真家」とか最近は「カメラ女子」とかね。メーカーさんも女子向けのカラーリングやサイズ感、アクセサリ販売やCMとかにマーケティングを向けてる気がする。

どうしてもビデオカメラとか動画っていうと難しそうとかめんどくさいとか機材が多いとか言われちゃうんですよね。それにちょっとダサいのかしら(笑)ヲタクっぽいのかな?「女性ビデオカメラマン」って響きもなんかビミョー。「ビデオカメラ女子」…うーん。長い上になんか違う。

 

写真は瞬間を切り取るのでどちらかというとアートとしても認識されやすいと思っています。ファッション誌のモデルさんの写真とか、子供の笑顔とか、カッコいい建物とか。個展を開いてみんなに見てもらうことのできる要素が多いです。そういうあたりも世の中の流行に敏感な女子達に刺さるのかもしれませんね。

動画はアートというよりもプロモーション的なイメージでしょうか?もちろんアートとして素晴らしい映画作品やCM・ミュージックビデオもたくさんあるので一概にそうも言い切れませんが…。写真はお金を出して買って家に飾れますが、映像はそういうものでもないし。

撮りっぱなしの映像もありますが基本的には編集作業が必要になります。そうなって来るとパソコンや高額な編集ソフトも必要になるので、女子達にはめんどくさいと感じられるのでしょう。

 

私は最初から映像(一番最初は映画)に手をつけたタイプなので、今更写真を勉強し始めましたが写真は結構奥が深くて面白いです。映像は写真の連続したものとも言えるので写真の勉強をすることが映像にも生かされるのではないかと思います。

 

そんなこんなできっとビデオカメラマンの世界は男性比率がとても高い状況なのだと思います。今回のご依頼に関しても、ランサーズ上で提案する時点で合計4〜5件しか手を上げたフリーランスのビデオカメラマンがいなかったのです。普段映像のお仕事は20件近くのフリーランサーが手を上げるので私はたいてい諦めちゃうんです(笑)今回は女性限定という条件があったので私含めて4件の提案だけでした。

(内1件はチームでやっている方々でもう1件は男性?っぽかったので実質女性でフリーランスの映像をやっているのは私ともう1人だけでした。)

 

どんだけ男性社会なんだ(笑)

 

他にもお世話になっているクライアントさんからも「できれば女性カメラマンがいい」というお声をいただくことがありました。

撮影させていただく相手が女性の場合や女性向けの動画を作る時などのご依頼が多いです。

私もその域に達していないのでよく分かりませんが、(見る側も女性の場合の)女性を撮影するのは男性カメラマンよりも女性カメラマンの方がいい映像が撮れるんだそうです。男性のカメラマンさんが言ってました。

 

需要はあるけど、女性カメラマンがいないからクライアントさんも男性のカメラマンさんで妥協しているのでしょうか?そうなると我々女性カメラマン(何人いるか分かりませんが)はもっとアピールしていかないといけないですね。我々の感性が役に立つ現場があるなら。

 

私みたいな「素人に毛が生えた」程度のカメラマンでも「またお願いしますね」と言ってくれるクライアントさんがいるのです。ありがたいことです。

もっと撮影や編集の勉強をして「この人に依頼してよかった」と思ってもらえるようにしないとですね。

 

まあ、男性も女性も関係なく活躍できるってのがフリーランスのいいところなんですけど。私自身、女性ってことをほとんど意識していません(心の中はオジサンなので 笑)。結局は「自分らしい仕事」をすることが次につながっていくのだと思います。プロじゃなくても、映像の知識が少なくても、ダサくても、自分のセンスを信じてやっていこうと思ってます。

 

さて今日も自分らしさ全開で頑張ってきます。

 

 

 

 

 

●運営者:Yüka●

笑顔を引き出す映像職人。
フリーランス2年生。
35歳で脱サラ。
なんのスキルもコネもないのにフリーランスの映像職人になりました。

●このサイトの考えかた●

最近「新しい働き方」が注目されています。若い世代はすでに適応し始めています。
その陰で戸惑っているのが私と同じ30代半ばからそれ以上の世代。
「どうせ若い世代だけの話でしょ?うちらはこのまま生きて行くしかないよね」と。

私がこのブログで伝えたいこと。それは

「生き方を変える」のは今からでも遅くないんです。

ということ。
私自身が35歳で安定した会社員生活を卒業し、
ずっとやりたかった映像制作のお仕事をフリーランスという形で始めています。
その様子をブログで綴りながら、

30代後半からでもできるかもしれない!


とみなさんに思っていただけたらいいなと思っています。

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